赤足

新仁義なき戦い 組長最後の日の赤足のレビュー・感想・評価

3.2
ついに本作で終わってしまう深作監督と菅原文太コンビの仁義なき戦いシリーズ8作目。旧作から新・に変わりREBOOTしてからの3作目であり今回も舞台がまた変化しており、キャストも大幅に変わっていたりと、旧の広島節やギラギラ感も影を潜め。よりマイルドになった感じが強く周りを固める役者陣たちや展開も脚本によるものもやはり影響しているのかと思ってしまったが、普通に楽しめる部分ではそれなりにあったのだが...何か物足りず仁義なきのテーマでもあった群集劇のそれとも違う部分も感じ、やはりシリーズ8ともなると熱さも息切れし失速感は否めなかったと思うばかりであったが、ある意味、新仁義なき戦いはオムニバス的な作品なのかと。自分の中では位置付けされた。だが!しかーーし、ここまで血湧き肉躍る素晴らしい作品を作り上げた深作監督と菅原文太他、キャストの皆さんには心からにありがとうと、そしてご苦労様でしたと。伝えたい。
赤足

赤足