スズランテープ

カルメンという名の女のスズランテープのレビュー・感想・評価

カルメンという名の女(1983年製作の映画)
3.8
ゴダール映画カラーで政治色が強くないやつがいっちゃんおもろい。これはまさにそれ。

そこまでゴダゴダ(ゴダールゴダール)してない(ジャンプカットが少ない、従来のゴダール映画よりも崩れていない)恋愛映画として面白い。銀行強盗同士のカップルで俺たちに明日はない的な感じになることもなく、ゆったりといつも通りキモい男とかわいい女の恋愛劇としてまったり観れる。

特に好きなのは銀行強盗のシーン。ゴダール的シュールさは笑ってしまうし、世紀末感のある退廃も癖に刺さって好き。

あまりにもかれんすぎるミリアム・ルセールにも注目!!!最高にかわいかった。
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