にこ

ノッティングヒルの恋人のにこのレビュー・感想・評価

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)
4.2
大女優と一般人男性の恋愛を描くラブコメディで、レビューでローマの休日を引き合いに出している方がちらほらとありますが、少し違いますね。
ローマの休日では王女が過密スケジュールに嫌気がさし、ローマの一般人同様の生活を身分を隠し楽しむ中で、同伴する新聞記者と恋に落ちていくが…というところだが、
本作は、大女優を自でいくジュリアロバーツは自分が大女優であることを隠さない、周りも大女優ということを認識して接する。お互いに立場の違いをわきまえながら、一人の普通の人であるということを理解していく、というところで軸となるものが全然違うんですよね。

ラブコメディの中でかなり好きな映画にランクインを果たしたわけですが、出てくる登場人物達がみんなイイ。映画の味付けにはバッチリの役割を果たしてる。
特にスパイクはいいよね!

そしてこの映画をぐっと良さを上げているのが音楽。
エルヴィス・コステロの「SHE」が本作にマッチしてて、これは本当に名曲です…
にこ

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