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魔女の宅急便のokapiのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
4.8
久々に見直した。小学生以来かもしれない。スペイン、ポルトガルに旅行に行ったから見直したくなったのだけど、いまの自分とキキの新しい場所や生活での挫折や苦しみ、喜びや他人と自分の幸せを比較してしまったりする心情がひしひし重なってしまい、ビックリするくらい泣いてしまった。昔はストーリーより音楽や雰囲気が好きで見ていたのだけれど、何回も見るのって感じる場所が変わることを実感できて、大事だなと最近思う。

やっぱりラジオからユーミンが流れるオープニング、ニシンとカボチャの包みパイのシーンは昔から好きだったけど、今回はウルスラが出てくるシーンに惹かれた。

「魔女の血、絵描きの血、パン職人の血。神様か誰かがくれたちからなんだよね。おかげで苦労もするけどさ。」
っていうウルスラのセリフ、あとウルスラがキキをモデルに描いた絵がとっても良くて魅入ってしまった。また何年後かに見返したい。あとキキがあの街で馴染みつつあるエンディングが凄い泣ける、、、。日曜日の昼に見て良かった。
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