ロク

アメリカン・ギャングスターのロクのレビュー・感想・評価

4.0
監督リドリー・スコット、ラッセル・クロウ&デンゼル・ワシントン共演でベトナム戦争末期の1968年のNYハーレムを舞台にベトナム帰還兵を乗せた軍用機を利用してヘロインをアメリカ国内に運び込む方法で安価で質の高い麻薬を売りさばき大物黒人麻薬王となったフランク・ルーカスと当時のNY市警内部で蔓延していた汚職にも手を染めず悪を叩き潰すためフランク達へ戦いを挑んだリッチー・ロバーツ刑事の姿を描いた実録クライムドラマの傑作!「プリンス・オブ・シティ」で描かれていたように当時の警察は汚職が蔓延していて汚職に手を染めていない警察官を見つける方が大変だった時代に賄賂に屈せず正義を貫き通したリッチーさんは本当に凄い人だと思ったし演じていたラッセル・クロウもカッコ良かったし警察や裁判所などを買収して確たる証拠が無い以上捕まえることが出来ない状態にしてリッチーさんの捜査から逃げるデンゼル・ワシントン演じる麻薬王フランクの憎めない悪党っぷりも良かったです。サノスじゃなかったジョシュ・ブローリン演じる汚職まみれの麻薬捜査官のクソ野郎っぷりも最高でした!
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