ロク

プリンス・オブ・シティのロクのレビュー・感想・評価

プリンス・オブ・シティ(1981年製作の映画)
4.0
「セルピコ」や「Q&A」で汚職警官を描いてきたシドニー・ルメット監督が実話を元に描いた渾身の1作!捜査に関して絶大な権力を持ちそれを武器に次々と麻薬組織を壊滅に追い込んできたNY市警麻薬捜査課の刑事達は“プリンス・オブ・シティ”と呼ばれ市民から絶大な信頼を得ていたが、その実態はバッジの力を盾に賄賂、恐喝、暴行、麻薬取り引きなどありとあらゆる犯罪に手を染める汚職警官の巣窟と化していた。そんな中、自らの良心の呵責に耐えきれなくなった1人の刑事が遂に汚職警官の調査を進めている内務調査課の捜査に手を貸すことになるが...仲間から裏切り者の烙印を押されながらも自身の中にある一握りの正義感に突き動かされて汚職刑事の捜査に協力する元汚職刑事の苦悩が痛いほど伝わってきて観ていて辛くなりました。自ら犯した過去の罪も露わになり窮地に追い込まれそうになりながらも過去の自分と向き合い罪を認め警察官としての誇りと信頼を取り戻そうと孤軍奮闘する主人公を演じたトリート・ウィリアムズの熱演も相まって久々に見応えのある男のドラマが観れて大満足でした!!
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