当時も作品の題名は知ってはいたものの見たことがなく、2023年の最後に初めて鑑賞。
ロバート・デ・ニーロとエドワード・ノートンが共犯者ながら対抗もしつつ、という話だが、年齢やキャリアを考えると役者としても2人はそんな関係にあったのだろうか。
超名優であるデ・ニーロに、勢いのある若手の演技派エドワード・ノートンが挑んだとも言える。
映画の内容としては、前半は準備や計画でやや退屈、犯行が行われるまでが長く、テンポがどうかなと思う。
そしてデ・ニーロの恋人役がアンジェラ・バセットというのに違和感。レネ・ルッソあたりが適役だったのでは。
最後はニックとジャックのやり取りをそのままデ・ニーロとエドワード・ノートンの役者としての演技でのやり取りに重ねているようにも見え、そこに面白味があったように思います。