電気羊

幻夢戦記レダの電気羊のレビュー・感想・評価

幻夢戦記レダ(1985年製作の映画)
4.0
いのまたむつみ先生追悼で代表作「幻夢戦記レダ」Blu-ray視聴。

本作は、ポケモンで有名な監督:湯山邦彦、エヴァで有名なサントラ担当:鷲巣詩郎と現在のアニメ界の重鎮に加え、この度、天に召されたキャラデザイン:いのまたむつみ先生、数年前にこの世界から旅立ったCV:鶴ひろみちゃんと実力派クリエイターが名を連ねている。
きっと、アシャンティの世界で元気に幸福な日々を送られていることだろう。

80年代を代表するOVA作品だけあって、当時のウォークマン、スポンジヘッドフォン、ラジカセ、サイドポニーテール、Tシャツの袖まくり等、巨大ロボット、金田伊巧氏的アクションパース、クールな悪役ゼルのCVが池田秀一氏等当時の精鋭による激熱シーンが満載。

ノアとアシャンティ。元々一つの世界であったが堪えぬ戦乱を憂いた女神レダにより、二つの世界は異次元に隔てられた。
だが、主人公のJK朝霧陽子の作曲したピアノ曲が治められたウォークマンの音律の力により特異点が発生し、二つの世界は再び交わろうとしていた。

ノアの世界の来訪者である陽子はレダの戦士としてビキニアーマーを身にまとい巨大変形ロボ=レダの鎧を従え、ノアとアシャンティを支配を目論むゼルとの戦いに身を投じるのであった。

異世界転生のビキニアーマーは今は珍しくないし、防御力はゼロだろうとかいう輩もいるが、ビキニアーマーは視聴者の能力を無限にアップさせてくれるんだよ。
俺がワンピースのレベッカ好きなのも、思えばこの作品の影響なのだろう。
電気羊

電気羊