雨丘もびり

腑抜けども、悲しみの愛を見せろの雨丘もびりのレビュー・感想・評価

5.0
あーはははははぁ!怖い!怖ぁい!!(寒気)
自称女優の勘違い女が、東京で認められない憤りを、実家に帰って妹にあたりちらすヒューマンコメディ。コメディですよ♪(^^)。

永作博美の怪演がぬるりと光る。こいつが喋るたびに居心地悪さがぐんぐん増していく、そのいやぁやめてぇ何もしないで感が痛キモチイ。
登場人物全員どーしよーもなく、でもラストで収まるところにおさまって、なーんか観後感よく劇場を出られる不思議。
「...気まずい」を撮らせたら世界一の監督、吉田大八さんの才覚が悪い方向に発揮されまくった傑作。
原作も面白かった!
でもこの物語を再訪したくはないかな(^^;)