てるる

ロボットのてるるのレビュー・感想・評価

ロボット(2010年製作の映画)
3.9
おじさんとおじさんがいがみあって、おじさんロボットを作ってしまったら、おじさんロボットが量産型おじさんを生産して大パニック!

おじさんゲシュタルト崩壊映画です。

SUPER STARラジニ様主演だけど、ラジニ様に見えないし、いつもニヤリとした笑顔が少ないのがちょっと寂しい。

しかもラジニ様主演なのにヒンディー語?しかも尺が短め…と思ったら、日本で公開されたバージョンはダンスシーンをカットして(2曲くらいはあるけど)ヒンディー語吹替版なんだとか。
177分の完全版はタミル語みたい。
そっち観れば良かった。

とはいえ、やはりダンスシーンが控えめというのは、インド映画あまり観たことない人にとっては訴求力があるかもしれない。
それに尺が長い作品は映画館にとっても上映しづらいらしいので。

中身はタミル映画らしく、なかなかのバイオレンスシーンがあったりして好み。

正直CGはショボいけど、ラストのおじさん達の組体操バトルは色んな形状になって楽しいし、強すぎて絶望感スゴい。

そんなおじさん飽和状態に華を添えるサナ役のアイシュワリヤー・ラーイさんがとにかく綺麗。
そりゃロボットも恋に落ちるよねの説得力。

それにしてもかなりお歳を召してきてるのに、未だに色んな役に挑戦し、モノにするラジニ様はやっぱすげぇです!
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