アマプラで配信終了間際とのことで当時のTV放送吹き替え+追加字幕といった形でおそらく見たのだけど、これもの凄い作品だった。
まず、未だ続くイスラエル情勢をふんだんに盛り込み、なんだったら半分近くそこにつぎ込んだ意外にも社会派な作品なのに、そこを丸々カットし、チャック・ノリスのアクション部分だけはちゃんと追えるようなカットの仕方に当時の荒さを感じる。
の、だけども作品自体もチャック・ノリスが本領を発揮しだしてからは方向性を見失う、それまで描いていたイスラエル問題はどうでも良くなり、なぜか全員Uzi装備のデルタフォースに蹂躙されるだけのテロリストが序盤に描きまくったからか、不思議と不憫に見えてくる。
そして、謎の砲撃バイクに失笑したかと思いきや、ラストは謎の温度差で物悲しくしてくる躁鬱のようなテンションに何を描きたかたったのか迷走しか感じず。