小林聡美、もたいまさこ、市川実日子とテッパンのメンツ。自由とは何ぞや。現に私は聡美がキャリーバックを手放したシーンで「え！」と思った。私は相当頑張らないと、モノからは切り離せない。こうしなきゃ、ああしなきゃ、ボーッとするのは好きだけど、毎日続いたら強迫観念に駆られそう。と思うとこの映画、マジで解脱に関する究極の参考書(?)。本当に疲れたときにはフラッと、圏外に行けば良い。黄昏れば良いのだ。でもまあ、起きたら「朝ですよ」ってもたいまさこが鎮座してるのは恐ろしすぎる。旅先にまで出たんなら一人になりたい気持ちも分かりますわな。
