からあげ

めがねのからあげのレビュー・感想・評価

めがね(2007年製作の映画)
4.0
大きいスーツケースを引いて海が綺麗な
日差しが眩しい心地良い場所へ来た。
携帯の電波は圏外。
そこは映画の中の最高にステキな場所。

あまりの心地良さに『2週間くらい私も
この場所に住みたい』そう思っていたけ
ど、中盤も過ぎれば‥
『二ヶ月居たい、あの場所に、、』そう
思えるくらい癒しをくれた。
携帯なんか二ヶ月使わなくてもきっと慣れ
て、違うすごく大切なものに微笑み気付く
自分自身が居るはずだとなんとなく想像で
きた。

出演者も素晴らしい。皆のそれぞれの良さが発
揮されている。中でも光石研、もたいまさこに
は凄く凄く癒されてしまう雰囲気MAXだった!

電子機器や情報機器に囲まれてストレスに紛れ
日々を生きる。
ストレスと一緒に紛れてるのは寂しさで
しょうも無い人生だとも思えるときもあるけど
全然しょうもなくも無い人生だとも思えた。
優しさも冷たさも憎しみも許すこと許されるこ
と、そして居て欲しい人がいない淋しさも‥
いろいろなことを経験して知った。
面白い人生なんだと思った方が楽しい。

ストレスや寂しさや悲しみに襲われるかもしれ
ないけれど負けない心と癒される温かさに救わ
れているから人は前へ進めるのかなぁ。
作品が教えてくれたようだ。
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