映画に心持ってかれると作品の長さすら
気にならない。主演のチョウ・ドンユイ
のすさまじい感情の表現が目から体から
伝わって来た。
チョウドンユイを知ったのはネトフリの
『僕らの先にある道』を観てこんなに
素晴らしい女優が居ることに脱帽だった
人工的な顔でもない彼女は素の魅力が光
り輝き全身から溢れていた。
飛び抜けての美人ではないんだけどきっ
と女優としてはダイヤモンドなんだろう
本作で描かれているいじめ。その中から
もがき苦しみ選んだ道とは、、、
男と女が出会って心と心が繋がれて互い
に守ろうとする姿勢に涙した。きっと、
守るってことは会えなくてもそばに居な
くても心が全身で守るってことでそこに
は見返りも虚栄心もなにも無いあるのは
相手への愛だけなんだと思う。
いじめは学校だけじゃなくて大人社会に
も存在しているのが現実でいじめの形が
違うだけで人間のいやらしさを感じてし
まう事が多々あるけど、そんな中を生き
ていても照らしてくれる優しさもあった
りする。人と人の絆は大事なもの。
そう再認識できる素晴らしい作品だった。