一人旅

わらの犬の一人旅のレビュー・感想・評価

わらの犬(1971年製作の映画)
4.0
バイオレンス映画の巨匠、サム・ペキンパー監督作。妻の生まれ故郷に越してきた数学者夫妻。夫のデイヴィッド(ダスティン・ホフマン)は暴力を嫌う平和主義者、と同時に少し臆病。田舎町で平和な暮らしを望む夫妻だったが、妻の昔からの知り合いである地元の悪党たちに目を付けられる・・・。感情の煽り方が凄い。妻がレイプされる(微妙に喜んでたけど・・・)シーンを延々と流したり、飼い猫が無残に殺されたりする。惨い仕打ちの連続で、いつしか、デイヴィッドが怒りを爆発させる瞬間が待ち遠しくなってくる。
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