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赤ひげのtakatoのレビュー・感想・評価

赤ひげ(1965年製作の映画)
4.8


 傑作という言葉は自分は軽く使っていたかもと思われる程の大傑作!。国宝ではなく世界遺産級の作品。3時間もある作品なのに、一コマずつが素晴らしく、退屈さや晦渋さを感じる瞬間がまるでない。とにかく影や天候などを見事に生かしている撮影のセンス、練りに練られた脚本、見事な配役、これ以上が望めないかもと思える程に素晴らしい。途中から涙が止まらなくなって、こんなもん映画館で見ていたら目玉が取れたかもしれぬ。ただ、年をとって、映画を沢山見た後でこその味わいというものがあるもんだ。
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