あおい

白雪姫のあおいのレビュー・感想・評価

白雪姫(1937年製作の映画)
3.4
鏡よ、鏡。この世で1番美しい者は、誰だい…?

世界初の長編アニメーション。これが80年も前の映画ということがまずすごい。有り得へんくらいのクオリティ。

◎ストーリー
昔々、ある国の王女は日ごと鏡にこう尋ねる。「この世で1番美しい者は誰か」と。王女は今日も自分の名が呼ばれると思っていた。しかしその日、鏡が口にした名は…

ハイホー!ハイホー!しごーとがすき!小人可愛い!白黒やったら完璧に認識できんくらい似てるけど( ^ω^ )

ストーリーは有名かつシンプルでもう何も言うことはない。それよりもどう見せるか。前半の不穏さを中盤の軽快なミュージカル調のシーンで和らげ、後半の更なるダークなシーンにつなげるという、流れとしては定番やけど、それを定番たらしめた作品なのではと感じた。

やっぱり今作の良いところは、光と闇、明と暗をきっちりと描き分けてるとこ。子ども向きと言えど、魔女はかなりトラウマになりそう。王道ファンタジーの中でも、人間のリアルな心理が介在するのが最大の特徴でしょう。

すごく意味深な2羽のハゲワシが得体の知れぬ恐怖を煽る感じがとてもいいなと思います( ^ω^ )

それとは対照的な小人との絡みは、見てて楽しい。これ当時劇場で観た人はすごい衝撃受けたんちゃうかなってくらい、今でも見劣りしない映像でした。

有名すぎるからこそ、ちゃんと観てないって人も多いと思うので、アニメ好き、ディズニー好きな人は是非( ^ω^ )
あおい

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