けーはち

劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦のけーはちのレビュー・感想・評価

2.6
電王本編終了後、時間の乱れに乗じ、鬼ヶ島の鬼が歴史を変えようと企む!

★タイムパラドックスとか、そういうこまけぇことはイイんだよ(元々電王本編だって、時間が人の記憶によって出来上がるってコンセプトなんだし)ってノリで電王&ディケイドがバカ騒ぎする典型的な米村映画だと思ったら、これ靖子ニャンの脚本だ?(クレジットを見て驚愕)

★ディケイドはともかく、ディエンドは混沌とさせに来ただけか、と思いきや。ウラ→G3、キン→コーカサス、リュウ→王蛇とイマジンに身体を提供するという離れ業には感心。まあ色が合ってるだけなんだけどね。

★佐藤健の大出世により、求心力のある主役を欠いた電王。この後賞味期限が切れるまで勢いでトリロジー等のスピンオフを出し続けるわけだが、時間=人の記憶をテーマにした作品が、擦り切れて記憶から消えるまで走り続けることになるのは、皮肉と言うべきか。