長編初のフルCGアニメーション映画
人がいない世界になると動き出すおもちゃたち。
おもちゃは子どもに奉公する存在として描かれる。
また、アンディにとっては父親的存在でもある。
だからアンディ家には父親が登場しないのだ。
アンディの中でウッディ(西部劇キャラ)がセンターを飾っていたが、誕生日にバズ・ライトイヤー(宇宙ヒーロー)が来て主役を取られてしまう。
この構造は、西部劇という人気ジャンルが宇宙モノに取って代わられた「アメリカ映画史(ハリウッド)」的表現だなと思った。
そして本作のヴィランは、隣人のシド。
おもちゃ同士を解体し、改造する。
その発想、創造力、常識にとらわれない独自性が良いなって強く思う。
子どもの頃は純粋に見ることのできない世界にワクワクしてたな。あのとき持ってたぬいぐるみやおもちゃたちが、自分のいないときに仲良くしてたらって考えると素敵すぎる…