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プリンス&プリンセスのmaruchanのレビュー・感想・評価

プリンス&プリンセス(1999年製作の映画)
4.6
🇫🇷

きれい。とっても、きれい。

フランスのアニメーションです。
高畑勲さんがおすすめされていたので鑑賞したけれど、期待以上でした。

いろいろな国の、さまざな時代のオトコとオンナ6つのおはなし。それぞれの短編を上手にひとつの流れで観せてくれる構成です。

まず背景の色彩に魅せられる。それに、あのキラキラの美しさったら。フェルメールの真珠を彷彿させるレベル。

鮮やかな色と黒のコントラストの魅力もそうだけど、カタチが楽しくて、切り絵という手段がこれでもかというほど活きている。

おはなしもそれぞれ共感できるリアルさがありつつ、ユニークさもあって。

ビジュアルも、構成も、ストーリーもどれもこれもよかった。

ノスタルジックでいて、新しい。

また観たい。
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