デニロ

映画 ひみつのアッコちゃんのデニロのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

2012年製作公開。脚本山口雅俊、大森美香、福間正浩。監督川村泰祐 。何のつもりで製作したんだろうか。

パパからプレゼントされた大切なコンパクトを割ってしまい悲しみに暮れる小五のアッコちゃん。お詫びにおうちのお庭にコンパクトのお墓を作ります。パパは外国航路の船乗りさんで滅多に帰ってこないのです。その晩、鏡の精が現れて、コンパクトを大事にしてくれてありがとう。代わりに何にでも変身出来るコンパクトを与えよう、と言って去っていきました。エレクトラコンプレックスの映画か、と思いきや。

なんにでも変身出来るコンパクトでアッコちゃんは早稲田大学の学生に変身します。その世界で化粧品会社に勤める岡田将生と出会い、こころときめきます。が、そこは大人の世界、化粧品会社の乗っ取り計画に巻き込まれ子どもの発想で突っ走ってしまって大混乱。鹿賀丈史、谷原章介、もたいまさこ、塚地武雅等々が絡みますがバカバカしくって観てられません。もしやあの元総理夫人も彼女の変身?

誰にも魔法のコンパクトの秘密を知られてはいけないという禁断の約束を破ってしまったアッコちゃん。元の姿に戻れなくなり途方に暮れます。そうこうしているうちに鏡の精が現れて、最後にもう一度なりたいものに変身できる機会を与えられます。いまや途方に暮れているアッコちゃんが本当になりたいもの。10歳のアッコちゃんは、ママー、ママーとおうちに駆け帰ります。

え、エレクトラじゃないの。

ラスト。早大生となったアッコちゃんは就活で件の化粧品会社の面接を受けています。そこには岡田将生が幹部として接して、そして。
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