【鏡のお墓】
小学生にしてかなりませている“アッコ”が秘密の鏡を手に入れたことで大人に変身し、化粧品会社で働くことになるファンタジー映画。
子どもが大人になっておもちゃ会社ではたらく「ビッグ」と重なって、子どもならではのアイディアで会社を盛り上げていく話かと思いきやもっと内容は大人びていて、あんまり好きじゃなかった。
いやこれは完全にファンタジー映画として楽しまなければならないということが頭ではわかっているのだが、会社の組織関係や株主総会がリアルに作られている関係で“アッコ”の存在が完全に浮いてしまってみえてしまうところがどうしても気になってしまう(というかこれはそもそも映画の本質部分なので、もはや合う合わないの感覚の問題なのだが・・・)
まあ会社でのため口とかは仕方ないとしても、株主総会のお粗末な(小学生なので当然だししょうがないってことは頭ではわかっている)スピーチもさめるポイントではあった。
とはいえ、塚地の警備員さんとしての熱意を伝えるシーンが一番すきだった。
あと、綾瀬はるかが着せ替え人形のごとくいろんなコスプレをしているのでファンの人は楽しめるのではなかろうか。
※この映画はちょっと冷静にみすぎた自分が悪かったという自覚がある。
2020.6.1