理事長

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔の理事長のレビュー・感想・評価

3.7
✒️あらすじ
滅びの山を目指すフロドとサムは、後をつけてきたかつての指輪所持者ゴラムを捕え、モルドールへの道案内をさせる。一方、オークにさらわれたメリーとピピンを助けるため後を追うアラゴルンとレゴラス、ギムリは、騎馬部隊で名高い王国ローハンにたどりつく。しかし、同国の王セオデンはサルマンの魔法により正気を失い、国は衰弱しきっていた...


✒️感想
1に続いてロード・オブ・ザ・リングの繋ぎとされる本作。

まずこの作品でさらに広大で美しい自然がドーン!ってくるので一気に世界観が広がり、さらにさらに、ストーリーも仲間が3つに分かれてしまったために、3つのストーリーが同時進行してる形で進むので、多少この作品から難しくなったと思う。

でもロード・オブ・ザ・リングの魅力の1つとして、フロドとサムの友情、アラゴルンの王への成長物語、ドワーフのギムリとエルフのレゴラスの絆、ガンダルフの立ち位置などなど「特定の主人公」という形ではなくて、「多数のキャラクターが主人公」という構造にあると思っていて、各キャラクターに見せ場を作るきっかけとなる作品。という位置づけが良いのかなと🤔

ロード・オブ・ザ・リングは1作1作というよりは3作まとめて一つの作品だと思うので、総合的にはまだレビューできないけれど、強いていえば本作の見どころはゴラムの存在感。
謎のキャラという意味ではハリーポッターのトビーと被る気もするけど、ロード・オブ・ザ・リングにおいてのミステリー要素はゴラムが担ってます。

少し残念なのは指輪の存在感が薄いこと。
フロドが闇堕ちして行く描写もあったけれど、複数のストーリーを進めるにつれて、指輪に関する描写は指輪を持ってるフロドのストーリーでしか出てこないんですよね...🤔
仕方の無いことではあるけれど...😓
複数のストーリーが濃厚であるが故のデメリットかもしれない。

さぁラストスパート!このまま勢いで3へ!


✒️作品情報
『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』は、2002年のファンタジー映画で、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作の第2作目にあたる。
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