奇妙で愉快で奇想天外。どこか夢を見ている様。
ティム・バートンの世界観をこれまでかと魅せられました。
人は信じたいものを信じる。たとえ嘘でも構わない。そんな''ホラ話''に花を咲かせる父を許せなかったひとりの息子。けれどもそのお話に出てくる嘘は、驚くべき事にどれも鮮やかで不思議と温かいんですよ。
エドワードの生涯はとても華やかであり、謎の街スペクターでの出来事や一目惚れのシーン、サーカスでの苦労など、聴く者を魅了するようなものばかり。特に水仙畑でのプロポーズは本当にロマンティック。こんなの憧れでしかないじゃないか……
勇敢さと狂気は紙一重なのかもしれないですね。
''人生にもっと冒険を。どんな時でも心躍る方へと。''
そんな生き方を貫き、探究心と深い愛情に満ち溢れた父親から息子へと、夢を乗せた素敵なお話でした。それらは語り継がれ、お話の中で永遠に生き続ける。ファンタジーって素晴らしい。
ある憧れの方がこの作品を好んでいて、ずっとみたいと思い続けてはや一年。それに絶賛ユアン大好きマン期なので期待度が爆上がりであったものの、充分すぎるくらいに楽しめました。
そしてマイリー！！！めちゃくちゃ急！幼いしほんとにちょい役だったけど急に出てきてびっくりした！！！思わぬ夢の好き×好き共演……（直接ではない）
それにしても、愛ってなんだろう……？というのが最近の考え事の議題です。（大余談）
