このレビューはネタバレを含みます
ー父さんの最後の笑い話だ
話を語りすぎて本人が話そのものとなった
話は語り継がれ彼は永遠に生き続けるのだ
大学生ぶりに鑑賞。
ジャケットの水仙のイメージがずっと強かったけど、こんな感動する話だったとは…。
なんとなくお父さんが魚になるのは
覚えてたけどそこまでの話の流れが
思い出せなくて、
どう終わるんやったっけ…
ビッグフィッシュって結局なんだったんだっけ…
と思いながら見てたから、
最後にずーっとお父さんの話を
嫌がっていた息子が、お父さんのために、
お父さんの最期について
語り始めた瞬間から号泣。
そんな息子が話す話にも、
これまでお父さんが話してきた
物語の登場人物たちが出てきて、
ちゃんと息子はお父さんの話を
覚えてたんだなって感動した。
沼地に住む魔女
町の近くに住む大男
霧に包まれた不気味な森
夢みたいに幸せだけど不思議な町
団長が狼男のサーカス団
体は一つだけど性格は正反対の双子との逃避行
お父さんの話、まるでおとぎ話みたいな不気味で不思議なティムバートンの世界観が見事にマッチしててめっちゃ良かった。
見て良かった…。