とても良かった。
はじめは、全体的に空想とワクワクするお話だけどそこまで大きな展開はないのかな…とぼんやり思ってた。
でもそれがあってこそ、最後の数分でダーッと泣いてしまった。
空想と嘘を嫌がっていた息子が、
父の見たという死に方を補完するように、心から楽しんで彼の話で父の望む場所へ連れて行く。
幸せそうな父。
嘘の部分と本当の部分、その程度は話によったと思うし、どこまでが本当なのかわからないけど、
父からしたら単なる脚色や嘘ではなくて、感情ではそれくらい心が動かされていたというところから、本気でその記憶になったのかもしれないし、表現の仕方だった。
たくさんの人に囲まれて…