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悪なき殺人のpeachicpaのネタバレレビュー・内容・結末

悪なき殺人(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ふとフィルマークスで見つけて、ちょうど限定上映ということだったので。
ちょっとだけ、ネタバレしない程度に面白いというレビューを見て、伏線系ならば予告編とか見ない方がいいな、と決めてワクワクを募らせて、結果ちょっと募らせすぎちゃったかなーという感想だったけど、全体的には面白かった。
後半じわじわくるんだけど、でも伏線伏線…という予備知識があったからか、それに注目しすぎちゃっていざ蓋を開けるとあれ、そんなもの?と思ってしまったところもある。

ただ、なーんだ結構読めちゃうな、と調子に乗ってたら細かくハッとさせられるところもあって、最後、あー!となった。
けど(が多いけど)、ちょっとラストは完全にはスッキリしない感じ…
ん?となって、ちょっと観ながら考えている間に、最後に小さな気づきを持ってきて、終わる…私の目線と頭をぐいぐいして終わったのでエンドロールがすぐ終わった感じがした。(ずっと考えたから)

うーん…ちょうどスターチャンネルが観れるので、もう一回テレビで録画して観てみようかな。
すっごく面白かった!!というわけではないけど、良かった。
Only the animals にフォーカスしたタイトルの方が、もっとその目線を濃くできていい気がする。
車にいた犬はどこへ…?
人間たちの"その後がある"人たちのその後が描かれてない人たちが気になる。

手遅れの過去という昔何気なく観た、4.5個のエピソードがリンクする映画を思い出したのでそれもまた観たい。
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