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エンター・ザ・ボイドのmahoのネタバレレビュー・内容・結末

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

最初極彩色のフラクタルとトリッピーなカメラワークをみて、典型的なドラッグ映画か…と思ったけど違ったみたい

エディプスコンプレックスと輪廻転生が大きなテーマなのかな?と私は思った

東京の使い方がめちゃくちゃかっこいい

最後の方、親を決める?ためにラブホ内を魂となって浮遊するくだりは、要らないんじゃないかな

中絶を描かれると、なんだかむかつく
中絶によって命の断絶、生と死の重さ、を表現しようとするのって、人間様様すぎる考え方じゃない?
人間の赤ちゃんの命だけがめちゃくちゃ尊く扱われてる感じがする
あとシンプルに、女性だけがどうしても苦しむのよねって現実を再確認させられてなんだかイラッとする

1回じゃ全然楽しみきれない、もっと考察したい

なんだか否定的な感想になったけど、なんにせよ深く思考させてくれる作品こそアートだと思ってるので、素晴らしい映画でした
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