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エンター・ザ・ボイドのmarikabraunのレビュー・感想・評価

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)
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ギャスパーノエって一度も観た事ないなあと今更ながら初鑑賞。ブノワデビエによる撮影にかかれば見慣れた歌舞伎町もこんなにゆらゆらと浮遊感たっぷりになるのかと見惚れた。そこまで教えてくれちゃっていいの!?と思うほど割と前半で「DMTをやると死ぬ時と同じ脳内物質が出て、ほんの数秒で自分の全人生が見えるそれが究極のトリップだ」なんて話や、死者の書とかが出てくるので分かりやすく、意外と親切な監督だなと。ただ体感が長い長い。ループする映像の果ては輪廻転生ではなく生まれた瞬間に立ち返るだけ。そして無へ。
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