このレビューはネタバレを含みます
記録
主人公ミルザ率いるクルド人音楽家一家が、23年前に別の男に走ったハナレを探しに、国境を越えてイラクに向かうといった内容。
前半はクスっと笑えるところがあったりしたけど、後半はサダムによって悲惨な目に遭っている方々の状況等が描かれている。
ハナレは歌うことができないからイランを去ったのだと思うし、ハナレがミルザに助けを求める理由に心が痛くなった。
そして「我々が音楽を忘れることは永遠にない」という言葉が素敵だと感じた。音楽に合わせて踊る人々が楽しそうだし、この作品のBGMが好みだった。