ぱんだ

七人の侍のぱんだのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.2
午前十時の映画祭にて。

恥ずかしながら、「羅生門」が肌に合わず黒澤明作品を嫌厭しており観てませんでした。
世界の三船もあまり好きではなく…。

いやぁすごいですね。
現代と同じ問題が盛り込まれてて、「百姓(国民)は被害者ぶっててズルくて文句ばっかり言ってる」タイムリーすぎです…。

ただ単に良い話じゃないのがいいなって。
百姓も侍もの悪い所もズバッ描いてて、△の菊千代さんはハイブリッド的に悪い所が多くて、でも最後はああなるので、上手いなぁと。

また長丁場でしたが、お芝居でも観に行ったかのように休憩も挟んでいただけたので、集中力も途切れず楽しめました。

いやぁほんと名作って言われる映画はやはり観ないといけませんね。
ほんと面白かったなぁ。

ところで野武士もそうですが、素肌に鎧って当時はポピュラーだったんですかね(苦笑)
三船さんのお尻が輝いてました。
最後に泥だらけのお尻が雨で綺麗になるところすごく好きです。
ぱんだ

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