ぱんだ

アモーレス・ペロスのぱんだのレビュー・感想・評価

アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)
3.8
犬が傷ついたり死んだりする映画は注意書きに書いておいてほしいと思う今日この頃です。
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上記の理由で冒頭から「観るのやめようかな」ってなってたんですけど、話の作りが上手くてなんやかんや最後まで観ちゃいました。

登場人物全員、自分勝手な愛を撒き散らして、それが交差していくお話。
兄嫁と浮気する弟が情事の最中に鏡で自分を見てるシーンに「結局自分のことしか愛していない人の末路」が暗示されてて良い。

あと犬が床下に入ったって言って、床はがしてまわったり、なんだかすごいw
チョコは犬ダメですよ!とかモヤモヤしつつ…

ラストシーンがすごく良くて、この先は自分勝手じゃない相手を思いやる人生を歩んでほしいと感じました。
ぱんだ

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