ちぇるごまる

雨のニューオリンズのちぇるごまるのレビュー・感想・評価

雨のニューオリンズ(1965年製作の映画)
3.5
予備知識なしでの鑑賞。
テネシー・ウィリアムズ原作。

その田舎の民宿の主な客は安い給料で働く鉄道員たち。
民宿の経営者の娘は、どんな男性も虜にするほどの町一番の美人だが、夫が失踪し貧困生活から脱したい母親は、彼女を金持ちの愛人にし生活費を稼ぐように仕向ける。
そんな想いをよそに、いつかニューオリンズに行きたい!と自立を夢見る娘の前に現れたのは、鉄道員たちのリストラを任されたニューオリンズから来た1人の男…。
果たして2人の恋の行方は。

ロバート・レッドフォードとナタリー・ウッドのW主演。
いつの時代も、仕事とはいえリストラ宣告する側は辛い。
終わり方がやや残酷。
娘の妹とリストラ担当の男のふれあいが優しく感じられたのが救いの暗い映画。
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