ちぇるごまる

落下の解剖学のちぇるごまるのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.7
予備知識なしでの鑑賞
アカデミー賞最優秀脚本賞受賞
フランス映画

主人公は、夫と14歳の眼の不自由な息子と3人で暮らす有名作家のサンドラ。

ある日、自宅の高所から落ちたと思われる夫の死体が見つかる。
可能性は、事故・自殺・殺人…
やがて、警察の捜査から殺人犯として、サンドラが浮上し、1年以上にわたり裁判が行われ、これまで他人に知られることのなかった家庭・夫婦間の闇ばかりかサンドラの個人的な羞恥が公に晒されていく…

役者のリアリティある演技やカメラワークなど、まるでドキュメンタリー映画のような作品。
鑑賞中、自分が裁判所の傍聴席にいるかのような気分になった。
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