ノノ

夕陽のギャングたちのノノのレビュー・感想・評価

夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)
4.0
卑しい盗賊がいいように騙されて革命の英雄になってしまう。字が読める人間が革命を煽って字の読めない人間が死んでいく虚しさ。
レオーネは劇伴が毎回不思議だが、今回もモリコーネが担当し、甘い声で囁かれるションションに笑ってしまった。ベトベトの焼けた肌のクロースアップにコバーンの歯の白さが超目立つ。序盤の口元のクロースアップはちょっとグロかった。
裏切りというのが軸になるが、度々過去のIRA時代の裏切りが反芻される演出が好きだった。フアンがジョンに言った、白人は信用できねえ!の時の指と顔がツボ。
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