ペイン

ヌードの夜のペインのレビュー・感想・評価

ヌードの夜(1993年製作の映画)
4.7
石井隆監督追悼ということで再見。

あれ?こんなに面白かったか?と驚き。
初見が右も左もよくわからない学生時代だったのも大きいかもしれない。

クローネンバーグ的な頭に銃を埋め込むやつとか、夜の街の艶かしい描写、竹中直人の部屋のあの象徴的なネオン、同時期の北野武作品や黒沢清作品にも通ずる死の臭いが充満したような腐敗した画面と暴力等、細かいディテールまで充実していて味わい尽くせる。私と同い年の椎名桔平(当時27歳)の獣感!余貴美子のエロス!
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