てらっきー

マイアミ・バイスのてらっきーのレビュー・感想・評価

マイアミ・バイス(2006年製作の映画)
3.6
マイケル・マン作品の位置付けとしては『ヒート』『ラスト・オブ・モヒカン』『コラテラル』そしてこれかな~


『ブラック・ハット』よりはダンディズムを感じるしエンターテイメントしてると思う
高級スポーツカーや超高速艇、ジェット機なんか制作費使いまくってるしねww

問題はストーリーの起伏かな。
冒頭、クラブシーン(リンキン・パークの名曲Numbが掛かってて最高♪)から取引まではスピーディでワクワク感を味わえる
終盤、トレーラーハウスからクライマックスに掛けてもテンション上がるけど…
中盤のファレルとコン・リーの恋路が怠い
正直、いらん。

主演2人、ジェイミー・フォックスは安定してるけどコリン・ファレルの風貌がダサダサ…σ( ̄∇ ̄;)
ロン毛はまだしもあの髭はないわw

でもそこはマイケル・マン
いざアクションが始まると流石に凄いリアリティと格好良さ!
トレーラーハウス襲撃は待ってましたって感じ♪
主演2人を完全に喰っちゃってるブロンドパーマの女性捜査官が堪らんのよ(≧∇≦)
ライフル構えてアジトに突入し人質取った犯人に言い放つ台詞がも~っ格好良すぎ☆
もちろん〆はヘッドショットさっ( ̄▽ ̄)b

そこからなだれ込む埠頭での激しい銃撃戦!!
これこれ~♪
ファレルのSIG552、ジェイミーのベネリM4ショットガン、女捜査官がH&KG36ライフル、敵はM4カスタム、G3ライフル乱れ撃ち~(*ノ▽ノ)
生々しい射撃音だけで私は悶絶です(///∇///)
こんなのがずっと続けば良いのに(笑)


是非とも新作があればマイケル・マン監督ファンの心をがっつり掴んで欲しいものです。
アクションでは無いけどタバコ業界の問題を描いた『インサイダー』もドラマとしては渋くて好き
てらっきー

てらっきー