みーちゅう

狼たちの絆のみーちゅうのネタバレレビュー・内容・結末

狼たちの絆(1991年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

絵画泥棒3人組の恋愛と笑いと銃撃。
死人が少なく、ユンファとレスリーのコンビが仲良くってユンファのキャラが明るくてハッピーな映画。
ただしキスシーンが多いのと、子どもと犬の扱いが少々雑なのが個人的に引っかかる。監督は子ども嫌いなんです?

幼少期の3人を泥棒に育て上げた義父役に曾江、3人に優しく接する警察官のパパ役に朱江と、他のジョン・ウー作品に出演する役者もいてお得。曾江の悪役~…て思ったけどWパパ(W江)コンビが絡めば気にならなくなる。
パラマウント版(ベスト盤)だと曾江のインタビュー付き。短いけど。
でも字幕はパイオニア版のが好きなんだなぁ~。パラマウント版はトリミングが中央寄りだし。

フランスの古城で絵を盗む際のトラップを、赤ワイン越しに見抜くシーンが面白い。お尻にご注意。
その後銃撃受けたり、ブッジャイ(ユンファ)が車で船に突っ込んで爆発して、香港に帰って盗みを続けつつジム(レスリー)がホンダウと結婚すんだけど、ホンダウはブッジャイ好きだったのに死んだからってさらっと乗り換えるのな~。と思ってしまう。女ってやつぁ…。
実はブッジャイは両脚怪我して車椅子状態だけど生きてて、その後再会。ホンダウが元に戻らないか心配したけど、それは無かった。複雑~。ブッジャイ結婚する気は無い感じだったけど。自由人。
また例の絵を盗めと言われて、金庫の鍵を盗むためのダンスシーン、車椅子で踊るのすごいわー。パパのダンスも見たかった。
夜の泥棒コンビ再結成もユンファのオペレーションが面白い。オネエだったりナンバーズのおっさんだったり。ピンチの際の二人のコンビネーションすごいわ。シトシトピッチャン…
ブッジャイ宅で絵と金の受け渡し、金は紙切れでブッジャイが撃たれたー!と思ったら実は脚も無事でした☆の怪鳥音蹴りが(笑) ジムのツッコミも素晴らしい。
銃撃戦、なぜかマジシャンがいる(笑) セーターを切るようなトランプを口で銜えて大丈夫か?コーラをレンチンしたり腐食剤を飲んだりしないように。
アメリカで3人と夫婦の子どもで仲良く暮らすオチだが、赤子をイエーイ!って投げるんじゃない。赤子が泣いてて可哀想である。

ユンファからレスリーに頬キス +0.5
フランス親父になりたい +0.5
Wパパコンビ<ほら笑って> +0.3
泥棒コンビ +0.3
美人オペレーター(DJ) +0.2
警官服・エプロン姿のパパ +0.2
レスリーの山口百恵カバー +0.2
ダンスシーン +0.1
キスシーン多い -1
赤子に手荒い -0.5