ワタシ朝井リョウに死ぬほど顔が似てるんですけど、才能も少しでいいから似たかった。
全日制の高校通ってなかったのに観ていい映画なんですかい?と思ってたけど杞憂だった。てことにしときたい。
っていう嘆きと迷いと切望(マジョリティへの憧れと劣等感)も本作のテーマの一部な気がするんですけどいかんせん難解っすね。
解説考察無しで感銘受けられる人は凄えや。
評論家になるの?なにを目指してるの?(8mmまわしながら)
たぶん素直にヒロキに情が芽生えてたら満点近くつけて納得してたんでしょうね。
普遍的な存在っていうのも分かるんだけど。
どうしても完璧な存在にあの程度の敗北がのしかかっても、同情もカタルシスもどちらも得られなかった。
この世界は墓場に入るまで進路を決めきれない人間で溢れかえってるもんなんだと思ってるから。人間ができてる奴は挫折しても5日くらいで道導が訪れんだよ(こじらせ)
まあそうやって捻くれても映画部モブの台詞の場面で後頭部殴られるんですけどね。生きていくしかねえんだよなあ。
社会人のくせにマジで今高校生みたいに「生きる意味って?」みたいな思考で頭の中埋め尽くされてた時期だったんで尚更琴線ギュインギュイン揺らされたんじゃ〜
でもそういう要素よりも、1番好きなのはやっぱ吹部バックにゾンビしてた場面だなあ。ただただ美しくて神秘的で荘厳。吹部の子と神木くんの強さが凄えよ(泣)