過去記録
高校が舞台の今作。
バレー部キャプテンで学校の人気者、桐島が部活をやめることをきっかけに巻き起こる群像劇。
今作はスクールカーストがメインテーマに含まれていて、登場人物の男女は『人気者、不良、優等生、オタク、チャラ男』と様々。
Aが桐島の事を考えている時、BはAの事を考えていて…みたいな感じで話は進み、更には人の内面がすごく細かく描写されています。
特に自分が感動したのは、主演の神木隆之介さんと前野朋哉さんが演じた映画部の2人です。
映画オタクを演じているのですが、よくある過剰演出のオタクではなく、リアルなオタクを演じていて感動しました。
神木隆之介さんなんて、普段あんなにイケメンなのに本当に自然なオタクを演じていて驚きました。
女子に話しかけられた時や、話しかける時、そして不良との空気感がリアル…笑
今作の登場人物の誰か1人に『あー!自分みたいだな〜』ってなると思います。
自分は、映画部の2人を見ていて過去の自分を思い出しました笑すごく感情移入しやすかった笑
個人的に、久しぶりに邦画で記憶に残る良い作品だと思えました。