Chino

ローマの休日のChinoのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
3.6
もっかいみた😌飛行機で
名作だけあって飽きさせないなあ。テンポがいい。オードリーほっそ!萩尾望都みたいな身体してんな。山岸凉子のアラベスクのアーシャみたい。
こういう短期恋愛ものっていかに恋愛感情に説得力を持たせるかが大切だけど、
みんながオードリーかわいいーって言うようにオードリーがチャーミングで、利用してやろうと思って紳士ぶっててもきゅーんときちゃう気持ちがわかるし、まあオードリーもあんだけ優しくしてくれたらな.......と思う。てか吉田羊に似てね?
俳優の顔が苦手だわやっぱり
でも、完全にオードリーありきの映画じゃん?と思わなくもない

個人的に、ジョーは利用してやろうと思ってたのに好きになってきたかも、、って揺れ動いてる感じな気がしたから、泣くアン王女とは温度差感じたし、あくまでこれは「ひと夏(?)の恋」なんだなあ、と思う。オードリーが普通の女の子なら人生で何度も経験するであろう、でも全てを放り出したくなるような恋を1度だけ経験して、その思い出を胸に一生王女でいるのだ。
あー、なんかそう解釈したらジョーが「王女を利用してやろうというスタンスを終始持っていた」ように構成した制作側の意図が見えるな。これは純愛映画ではなく、ありふれた(打算もある、若い子は盲目的になってしまう)恋を、人生のただのいちどきり経験するアンの一瞬の輝きと切なさを描いたものなんだろうな、、、

てか、身分云々って男側ダメ人間多くね?
Chino

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