エドワード農村

Kids Return キッズ・リターンのエドワード農村のレビュー・感想・評価

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)
3.6
ずるい大人にけしかけられて簡単に自分を見失う弱さ。男の世界の中で生きていくことはべつにかっこよくもなんともないけれど、だけどこれが男なんだよと静かな画からめちゃくちゃ語りかけてくる。情けないけれど、かなしいまでに純粋。男の人は本当にロマンチストだなぁと思う作品。安藤政信の目が子犬みたいで強さと弱さが両方ともとんがってる。