エドワード農村

そして、バトンは渡されたのエドワード農村のレビュー・感想・評価

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
3.5
永野芽郁がとらえる娘は本当にたまらない。永野芽郁は母子家庭だと思うが、凛とした振る舞いにルーツを感じる。親のエゴイズムを5人の親の誰もがわかっていながらヒロイックで自暴自棄に二次災害をおこすという愚かな道には落ちないところが丁寧に描かれた小説原作だなと思う。それを子供にバトンするという表現がぴったりハマる。安藤裕子を役者として何年振りかにみたからまじビビった。