Kuuta

白熱のKuutaのレビュー・感想・評価

白熱(1949年製作の映画)
4.0
毒親に育てられ精神疾患と偏頭痛を患う主人公は、躊躇いなく部下を殺していく。妻は主人公からDVを受けつつ嘘を重ねて生き延びる。いま作られたら彼らの内面にフォーカスした内容になりそうだが、ウォルシュ/キャグニーコンビで最も有名な今作は、列車強盗から刑務所もの、銃撃戦、景気の良い大爆発と超スピードで展開。カメラの切り替えがクッソ速い。落下に始まり天に上って終わるすっきり演出。ラストのセリフ、マザコン設定はスカーフェイスっぽさも。
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