何度目か分からないけども久々に再鑑賞。楽しんだ。どういう展開か知ってるはずなのにドキドキハラハラが止まらない。今ではきっとこんな映画は流行らないけど、あの時代だったからこそ、こんなアクション映画が作れたんだと思う。アメリカの「自分こそ正義」みたいなテーマは今観ると鼻に付くし、馬鹿みたいにキレイにまとまってるし分かりやすい善悪の構図でビックリする程。人間が出木杉くんたちの集まり。こういう映画から脱皮し、新しい娯楽映画の可能性を目指して今の映画界があること自体はいいことだと思う。そんなことをアレコレ頭によぎらせてもなお、なんかドキドキハラハラワクワクした。いい意味で期待を裏切る展開、解決してもなお続くピンチ。鑑賞後は遊園地のジェットコースターに乗った後の爽快感さえ感じる。必死なゲイリー・オールドマンも良かった。
