何これ!急に鳥肌たった~!倒れそう~。
おすすめ頂いて鑑賞しました。
タイトルだけは聞いたことがあって、勝手なイメージでついていけないくらいのハードボイルドなマフィアものだと思ってまして、もちろんウディ・アレンの作品だとも知りませんでした。2週間前まで。
映画の中と現実の世界、自由を求めて──なんて素敵な映画なんでしょう。「カイロの紫のバラ」にはロマンチックな魔法がかかってるんですね。
そしてちょっと寂しさが残るところが、夢から覚める感じでなんとも言えない。
クラシカルな雰囲気がとてもおしゃれだし、主人公たちだけじゃなくて、映画館の観客やムービースターたち、映画会社の人たち 、セリフや振る舞いがウィットに富んでいて面白い。洗練されてて、どこか可愛らしくて、クスッと笑ってしまう。
「お上手ね 夢見たとおりだったわ」
言ってみたいッッ!これは映画好きにはたまらないですね。甘くてとろけそう。
「もうダメだ トイレで泣いてくるよ」
可愛い~!私はこういう普通の人でも言いそうなセリフが大好きで、もうめっちゃ笑っちゃいました!
映画を観ている時のシシリアの目がキラキラしていて、世の映画ファンたちはきっとこんな風にスクリーンを見ているんでしょうね。
とてもロマンチックな映画でした。今夜は甘い夢が見れそうです。
教えてくださって、ありがとうございます。