いつかの渋谷はイメージフォーラムで、ロシア文化に親しんで育ったカザフスタン人の友人と鑑賞。
ユーリー・ノルシュタイン監督特集で収録されていた6本のうちの1本。
これも6本の中で理解できた数少ない作品の一つ。
子ども向けの作品。
氷の家に住んでいたキツネが春になり氷の家が溶けてなくなってしまう。
ウサギは自分の家をキツネに奪われてしまい、取り戻そうと周りの大きくて強そうな動物たちに助けを求めるが…、というストーリー。
切り絵のような絵がフレームの中を縦横無尽に描かれていて、可愛く特徴的。
6作品それぞれ、タッチが異なっていて多彩。
ユーリー・ノルシュテインの作品はどれも目的やメッセージがよく分からないか、もしくはそれらが無いように感じる。
でも昨今の愛だ友情だを謳った今時のアニメとは違って、逆に新鮮。