ほわいと

ダークナイト ライジングのほわいとのレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
3.2
劇中で観に行った直後はトリロジーの最終作であることと、ラストが素晴らしいということで自分の中での評価は高かった…というより興奮冷めやらぬ、と言ったところか。
しかし、落ち着いて考えるとラストまでの過程であまりにも粗が目立ち過ぎてしまっていて…どうにも好印象を持てない映画になってしまう。
もう少し脚本をブラッシュアップすべきだったのは明白だと思う。
ここでは書ききれないほどの粗があり過ぎるから、一々書いてらんないんだけど…「奈落」ってどこにあるんだよ?とか三ヶ月も地下に閉じ込められるなんて想定していなかった警官隊はよくそんな長期間耐えられたなとか…。
「ダークナイト」で没になった脚本でマイケル・ベイの如何にもハリウッド的な酷いシナリオがあったけど、今回大統領が出てきて核兵器を使う決断をすると…おいおい、そりゃないよと、ノーランまでそこに手を出すのかと唖然とした(笑)
そうは言ってもラストは痺れたし、やっぱりバットマンは好きだ。