魔球です

ダークナイト ライジングの魔球ですのレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
3.8
ノーランバットマンの最終章は気合いの164分で流石に長い!

ビギンズ、ダークナイトとストーリーに付き纏う正義や悪の価値観が揺らぐ展開が今作は控えめだし、抽象化したような哲学っぽいセリフで何となく場を納めようとしてる感が見えてきてしまう。伏線としては面白いけどベインVSバットマンの決着も納得できない。モヤモヤ…

そこを補うべくしてか、飛行機を飛行機で吊ったり、バットマンの愛すべきマシーン達がガンガン活躍したり、ギャングオブニューヨークみたいな大乱闘があったりとアクション指数は高めで質よりも量という感じがして面白い。

今作のハイライトは、お待たせしました、お待たせし過ぎたかもしれません。ライカ村西とおるな満を持したバットマンの登場シーン。ここはシリーズ1番のカタルシスで最高にアガッた!ナイスです!

ビギンズ、特にダークナイトの出来が異常だった事もありライジングが霞んでしまったのは仕方ない事なのかもしれないけど、ノーラン版バットマンはシリーズ通して観ると大満足でした。
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