ちろる

愛を乞うひとのちろるのレビュー・感想・評価

愛を乞うひと(1998年製作の映画)
3.9
虐待をうけたり、身近に感じたことのない私がコメントしにくいけれど、虐待を受ける子供のほとんどが、それでも心底その親を憎んだりするケースは少ないのかもしれない。
それがさらに悲劇を生む結果にもなるけれど、母親の子宮にいたことを感じ、忘れられず、あのときのぬくもりを求め、親に認められたい、親に暖められたいと思う、一見不条理な心理が痛いくらいにうまく描かれている。
観る人によってはつらいストーリーになるかもしれない。
ちろる

ちろる